企業紹介動画の制作

事業者と副業者、双方のニーズに合ったマッチングがかなう

各種通信ネットワーク機器及び半導体製造装置の精密板金やプレス、切削部品の製造など、長年培ってきた技術とテクノロジーを融合し、世の中の通信インフラを支えている本橋製作所。今回新たな工場稼働に伴いさらなる人材を獲得すべく、ダブルワークみやぎを活用し、企業紹介動画を制作する動画編集者を募集した。

「一般のサイトですと、応募者とはメールのやり取りのみですが、ダブルワークみやぎでは応募者と直接会って、お互いの気持や人柄をしっかりと把握できる点に魅力を感じました」。動画編集に携わる人には、本橋製作所の思いを汲み取り、入社を検討する高校生たちへ会社の理念と熱意を伝えてもらいたい。そう願い、ダブルワークみやぎにエントリーした本橋製作所・常務取締役の井上浩良さん。エントリー後すぐに応募があり、面談を通してSNSや動画編集クリエイターとして活躍する坂本さんとマッチングした。

「子育てがひと段落したこともあり、自分のスキルを生かして働きたいと考えて応募しました」。坂本さんの前職は、医療機器メーカー会社。動画編集の技術を身に付けたのは、所属するママさんバレー部で自分のプレーを確認るために動画を撮り始めたことがきっかけだったという。その後本格的にスキルを磨いた坂本さんは、子育てと両立しながら、副業としてさまざまな企業の動画編集をオンライン上で手がけてきた。

しかし、オンライン上のみでのワークスタイルに物寂しさも感じていたと言い、今回現場でも仕事をしようと、ダブルワークみやぎにエントリー。本橋製作所での仕事が決まった現在は、坂本さんが希望したリモートワークと現場作業とを組み合わせた働き方が実現している。「副業は自分で仕事のペースを調整できるので、子どもとの時間も大切にできます。今は個人で仕事を請け負っているので大きな責任を感じますが、自分の力を評価して頂いているという事でもあるので、非常にやりがいを感じます」。

ダブルワークは、自分らしく輝ける新しい働き方のひとつ

もうすぐ動画が完成すると嬉しそうに話す、井上さんと坂本さん。この動画をきっかけに、本橋製作所のものづくりに対する真剣な姿勢が伝わり、学生たちに「この会社で働きたい」という思いへと繋がって欲しいと願う。
動画の出来映えに手応えを感じている井上さんは、自らの姿が映るシーンを少し照れ臭そうに見つめながら、「これからの時代、専門的なスキルを持つ人の力をもっと借りて、さまざまな仕事の効率化を図っていくことが求められていきます。私の身近にもダブルワークに興味を持っている企業は多いので、私たちの経験を伝えることで、社会の活性化に繋がればと考えています」。

坂本さんも、これからもダブルワークみやぎを通じてさまざまな企業の魅力を発信していきたいと意気込みを話す。「子育て中だからと、仕事を諦めるお母さんもいると思うんです。でも副業なら柔軟性があります。特にダブルワークみやぎはリモート案件も多いので、ぜひ勇気を持って一歩踏み出して欲しいと思っています」。

ダブルワークみやぎを活用すれば、一人一人が持つスキルを生かし、事業者も副業者も今以上にもっと輝けるはずだと、二人は微笑み合いながら教えてくれた。