自社HPの機能追加と更新作業

事業者名/有限会社いずみの里

業種/介護福祉

ダブルワークみやぎを活用することで、業務に柔軟な対応ができる副業者と出会える

利用者の自立支援や機能訓練を行なう「老人ホーム」と「デイサービス」、そして高齢者や障害者の移動をサポートする「介護タクシー」の、3つの事業を展開している有限会社いずみの里。「当社には各施設の環境や職員の魅力、施設イベント等の情報をHP上で十分に発信できていないという課題がありました。社内にサイト運用を得意とするスタッフがいないため、HPをうまく活用できず、導線や操作性といったユーザビリティや、情報発信・訴求力の向上などに取り組む必要を感じていいたんです」。このように説明してくれたのは、統括部長の佐藤泰弘さんだ。同社では、2023年12月に新たな施設「デイサービスran」をオープンするにいあたり、社で抱えていた悩みを解決しようと、ダブルワークみやぎにエントリーした。

HPのリニューアルを考えていた当初、外部の会社に見積りも依頼したと話す佐藤さん。しかし、軽微な改修だけを希望していたにもかかわらず、見積りで提示された額はHPの大規模改修と大差ない金額だったと続ける。「その点ダブルワークみやぎでは、求人を掲載する際に企業が希望する細かな仕事内容にも柔軟に対応してもらえるし、こちらが希望する金額を提示した上で、副業希望者とマッチングできるので、画期的なサービスだと感じました」。さらにダブルワークみやぎを活用してよかった点は、画面上ではなく、応募者と直接会って選考を進めることができた点だと強調する。「対面でお互いの考えを伝えあうことで、『この人になら仕事を任せられる』というインスピレーションが湧き、結果として当社のニーズをきちんと汲み取っていただける方とマッチングすることができたんです」。

佐藤さんの隣で微笑むのは、WebマーケティングやWebデザインなど多様なスキルを持つ伊藤亜葵子さん。5年ほど前から副業を手がけはじめた伊藤さんは、Webライターの仕事からスタートし、Webディレクター、そして現在はWebマーケターと、幅広い分野で活躍している。「本業は、アメリカの会社でマーケティングを行なっています。フルリモートで午前中のみ勤務しているので、午後の空き時間を活用できる副業を探していました」。

今回、いずみの里のHPをリニューアルするにあたっては、新たな施設の新規ページの作成のほか軽微な情報の修正など、事業者の要望に応えて細かな修正を実施。ユーザーが使いやすいよう、例えば電話番号やメールアドレスをタップすると電話やメールフォームへ自動的に接続するなど、さまざまな工夫を行なった。

ダブルワーク経験者たちが見出した、新たな可能性

完成したHPを見て満足そうに顔を見合わせる、佐藤さんと伊藤さん。”ダブルワーク”という新たな選択肢の未来について、佐藤さんは次のように話す。「今後、事業者として足りない部分を副業者のスキルで補っていく体制が主流になれば、世の中により良い成果がたくさん生まれていくのではないでしょうか。人材不足が危惧されている昨今、副業という選択肢には大きな将来性があるのではないかと思います」。

頷く伊藤さんは、これから副業を考えている人々に向けて、「副業にはさまざまな可能性があると思っています。私の場合、子育てをしている中でフルタイム勤務を選択することは悩ましく、副業から徐々に体を慣らしていったという経験があります。クラウドソーシングサービスに登録し、ひたすら案件をこなしていたら、突然アメリカの企業から「うちで働かないか」とオファーがきたんです(笑)。ですから、副業を行おうか悩んでいるかたがもしいたら、ぜひチャレンジしてみて欲しいと思っています」と、素敵なメッセージを残してくれた。